かもめストーリー(4)育児と仕事の両立できませんでした。

恐るべしドッグイヤー

2003年の秋に産休に入り、育休経て
2005年の春に職場に復帰しました。

産休前までは、フレックスタイム制を利用して、出社時間も退社時間も自分で決められていたので、(その分、当時から在宅でも仕事してましたけど)同じような勤務体系で復帰するつもりでいたのですが、1年半の間に元々いた職場が解体し上司も職場も変わってしまったため、フレックス制度の利用ができないことが判明!さらに配属された部署は、Webサービスではなくシステム開発の職場で、ここで私に何ができるのか…不安なまま復職しました。

育児短時間勤務を選んで復帰したものの、復帰後3ヶ月くらいは具体的な仕事がアサインされず、その後も私ができる仕事が職場になかったため、他の部署のお手伝いをすることに。その部署でもプロジェクト自体が進まずモヤモヤ…。さらに、保育園に預けたばかりの子供は毎月のように熱を出し、私も以前のように仕事に集中できず、空回りばかり。

さらに、1年半休んでいる間に、昔の組織がなくなっただけでなく、世の中のインターネットのトレンドも大きく変わっていて、ブログサービスが台頭しているところまでは追えていたのですが、mixiなどのSNSが登場していたり(「いいね!」って何?)、アフィリエイトサービスが盛り上がっていたり。

子育てママワールドでのんびりしている間に世界が変わっていました。ドッグイヤーという言葉がありますが、ITの世界は1年が7年分の速度で進むというのを実感。たった1年半でしたが、すごい変化が起きていて、新しいサービスを企画するという自分の強みが全く生かすことができず、もうインターネットのお仕事は無理かな・・・と。

働くことは自分自身を生きること。

2006年の春。仕事に自信を無くし、育児にも疲れ果て、短時間勤務が終了する3月末で退職することに。退職後はしばらくは育児に専念するつもりでいたのですが、会社を辞めてみたら、自分がいかに仕事でアイデンティティを確立していたかを知ることに。

やはりどんな形でも働かないと精神的にマズい!でも、まだ子供は小さく、フルタイムで仕事をしたら、育児と仕事の両立に悩むことも明白だったので、身近な人に、「家でできる仕事ないですか?」と聞きまくり、Webサイトの更新作業や、ブログのライティングのお仕事から私の在宅ワーク、フリーランス人生がスタートしました。

私が会社を辞めて12年。あの頃よりずっと、出産後に働く人が増えていますが、ワンオペ家事とか、マミートラックとか、家事育児分担で夫婦で揉めるとか、保育園は入れないとか…問題は解決するどころか、より悩む人が増えているように感じます。

つづく。